マレーシアで交通事故のニュース
基本的にマレーシアの人々はとても親切ですが、運転マナーは日本と比べると非常に異なり、荒い印象を受けます。高速道路では制限速度が110km/hでも、実際には150km/hほどで走行する車が多く、
また、道路の整備状況も地域によって極端で、道路がしっかり整備されていないせいかパンクをする頻度が非常に高いです。
日本に帰国した際、どこでも安心して運転できることのありがたさを改めて実感しました。マレーシアは産油国で、ガソリンが1リットルあたり60~70円程度と非常に安いため、車社会が根強く、KL(クアラルンプール)中心部以外の地域では車がないと移動が難しいのが現状です。そのため、運転のリスクを避けることが難しく、ただ事故が少なくなるよう祈るばかりです。
マレーシアには日本のような車検制度がなく、車のメンテナンスが行き届かないことも少なくありません。また、日本と比べて車体が長くパワーが不足している大型車も多く見かけます。そのため、車が故障し、路肩でレスキューを待つ光景も珍しくありません。
さらに、渋滞も非常に激しく、割り込みが日常的に行われるため、運転には日本以上に多くの注意を払う必要があります。また、スピードを出すドライバーも多く、日本の運転環境とは大きな違いを感じます。
マレーシア、特にクアラルンプールでは、10万人もの人々が無免許で運転していると言われており、これは大きな社会問題の一つです。子供がバイクに乗っている光景も日常的で、免許や年齢に関するルールが十分に徹底されていないことがうかがえます。こうした状況は、道路の安全性を損ねる一因となっています。
先日の事故については詳細は分かりませんが、亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。ニュース記事はこちら