5人の兄弟‥1週間の内にCovid-19で両親を失う
6月8日、クアラルンプール
4人の弟妹の面倒を見ていた5人兄弟の長男は、母親のメッセージについて語った。
コロナウィルスのためにTuanku Ja’afar病院の集中治療室(ICU)に入院する前に、母親から4人の弟妹の面倒を見なさいというメッセージを鮮明に覚えている
ムハマド・ハイディールさん(23歳)長男は、ビデオ通話によるメッセージが、母親の最後の言葉だとは思いもよらなかったという。
5月31日、タンピン病院で父親のロッジ・タハール(55歳)が息を引き取り、
その6日後にはトゥアンク・ジャアファル病院で母親のナジータ・イドリス(45歳)が亡くなった。
ムハマド・ハイディール長男と4人の兄弟、ムハマド・ヘアリー(20歳)、ヌルハイリーカ(18歳)、ムハマド・ハイキール(13歳)、ムハマド・キエルザマニ(7歳)は、
現在ポート・ディクソンのソンガラにある家族の家で暮らしている。
5月26日に父親が微熱を出し、5月29日にポート・ディクソン病院でPCR検査を受けけ、翌日に陽性と確認されてタンピン病院に送られたと語りました。
しかし、翌日の午前4時30分に父親が死亡したと医師から連絡を受けた
“一番悲しいのは入院した後、亡くなった父は私たちと会話をすることなく旅ったってしまったことだ。
父には高血圧、糖尿病、腎臓病の持病があり、母には高血圧の持病があります。つまり、二人ともリスクを抱えていたのです。
“感染源がどこから来たのか、密接な接触があったのか、いまだにわかっていません」と語った。
亡くなった母は、発熱や咳などの症状が出た後、5月30日にスクリーニング検査を受け、翌日には陽性反応が出たという。
兄弟も陽性反応が出てものの、自宅で隔離
重篤な症状は出ず、現在は回復しているとのことです。
この長男は、自分の家族の悲痛な体験を例に挙げ、政府の指示を常に守り、大切な人の命を奪う可能性のあるウイルスの蔓延を過小評価しないよう、国民に呼びかけている。
原文はこちら
本当に痛ましい悲しいニュースです。
子供達も含め家族は全員、濃厚接触者となるわけで、もちろん面会もできず一週間のうちに午後両親二人ともなくなってしまうなんて、
一番下のおこさんは7歳…まだまだお母さんに甘えたいお年頃だろうに。。
もうこの感染を抑えられ物はワクチンしかないのかもしれませんね。
Thanks to the slow rollout of vaccine in the country….
— I'm HARAM (@MalaysiaINSIGHT) June 8, 2021
この記事に関して、マレーシアのワクチン対応が遅いことを皮肉をしてるツイート。。。
本当にワクチンがより多くの方に接種ができて、感染者が減ることを切に望みます
変異種はワクチンに高い効果がある?!
シンガポール保健省のコロナウィルスワクチン接種に関する専門委員会は、メモデルナ(mRNA)を使用したCovid-19ワクチンはウイルス性の変異種には効果がないとするインターネット上の主張に反論しました。また、医療関係者が「根拠のない非科学的な情報を広めない」ことが重要であるとしています。
昨日の声明で、委員会は、データと証拠を継続的に検討した結果、現在使用されているmRNAのCovid-19ワクチン(ファイザー・バイオンテック社とモデナ社)は、
「安全で高い効果がある」とし、「懸念される変異種に対する保護効果がある」と述べました。
委員会は、一部のソーシャルメディアが、シノバックなどの不活化ウイルスワクチンが優れた防御力を発揮すると主張していることにも言及しています。”不活化ウイルスのCovid-19ワクチンは防御力にばらつきがあり、現在のところ、不活化ウイルスワクチンがmRNAワクチンよりも懸念される変異種に対して高いワクチン効果を示すことを示唆する証拠はありません。
今回の専門家委員会による明確化は、過去数週間に複数の医師がmRNA Covid-19ワクチンに対して意見を表明したことを受けて行われたものです。
先週、ある医師グループがオンラインで署名活動を開始、シノバックを国の予防接種プログラムに加えるよう政府に要請しました。
また、このグループの医師の中には、子供にCovid-19を接種する前によく考えてほしいという親への公開書簡を書いた人もいました。