12月21日、22日のマレーシアニュースです
12月21日マレーシア ワクチン事情～ファイザー社
製薬大手ファイザーによって製造されたコロナウイルスワクチンは、国民使用が承認される前に、マレーシアで5段階の臨床試験を経なければならないだろうと、保健局長のTan Sri Dr Noor Hisham Abdullah氏は昨日記者団に語った。
そして、ファイザー社が提出した臨床試験の第一段階だけで、驚くべきことに、90日から120日かかるかもしれませんと述べた。
これは、イギリス、アメリカ、カナダなどの国々がファイザー・バイオンテック社のワクチンをすでに承認し、国民を対象にワクチン接種を行っているのに対し、マレーシアでは、誰もがワクチンを接種できるようになるまでに、少なくとも数ヶ月以上待たなければならないということを意味している。
一方、隣国のシンガポールは、欧州連合（ＥＵ）を含む、ワクチンの使用を承認した国のリストに加わりました。昨日の夕方、シンガポールはコロナウイルスワクチンの最初の出荷を開始した。
マレーシアのNoor Hisham博士によると、ファイザー社のワクチン登録申請は先週火曜日（12月15日）に国家医薬品規制庁（NPRA）によって受理されたとのことです。
“マレーシアでは臨床試験に5つのフェーズを設けています。すべてを精査し、安全に使用できるかどうかを確認するのに約90日から120日かかるかもしれません。これが第一段階です」とNoor Hisham博士は説明し、NPRAは11人の医療専門家を特定して調査していると付け加えました。
“第二段階は、ワクチンを調達できるかどうかを確認し、それを処理するための物流を確保することです。第三段階は、フロントライナーや脆弱なグループなど、特定のグループに優先順位をつけることです
第四段階ではワクチンの後遺症を確認し、最終段階ではコビド-19の蔓延を抑制する効果を評価する、とヒシャム博士は付け加えた。
しかし、5つの段階のプロセスがどれくらいの期間を要するのか、また、どの段階も並行して実施できるのかどうかは、現時点では不明である。
ワクチンの安全性と有効性を徹底的にチェックする必要があることに異論はないが、特に急ぎの仕事になるのではないかという懸念もある。しかし、待ち時間を短縮するために一定のステップを同時に行えるのであれば、一進一退のプロセスに固執するのではなく、それを実行しなければならない。
11月24日、政府は保健省を通じてファイザー社との間で、20％（640万人）のマレーシア人の予防接種ニーズを満たすために1280万回分のワクチンを入手するための予備購入契約に署名した。
この契約に基づき、ファイザーは、2021年第1四半期に100万本、第2四半期に170万本、第3四半期に580万本、最終四半期に430万本のワクチンを納入することを約束しています。
また、マレーシア政府は12月19日、英国のアストラゼネカ社との間で、国民の20％の予防接種ニーズを満たすためにコビド-19ワクチンを購入することで合意したことを発表した。
12月21日マレーシア内コロナ感染者
プトラジャヤ（THE STAR/ASIA NEWS NETWORK） –
マレーシアでは月曜日（12月21日）にコロナ感染者は、2,018人、確認された感染者数総計は95,327人となった。
この日1人が死亡し、マレーシア内のコロナ感染者死者数は438人となった。
また、月曜日には1,084人のコビド-19患者が退院し、78,393人が回復しました。
現在、109人の患者が集中治療を受けており、55人が人工呼吸器を着用
月曜日、海外からの感染者数は7名、残りはマレーシア国内での感染であった。
12月21日マレーシアでのクラスター
保健局長タン・スリ・Dr Noor Hisham Abdullahは、この日確認されたクラスターは5つでありクアラルンプールとセランゴールの州をまたいでいると述べた。
今日、集中的積極的に行っていた外国人労働場などのPCR検査を実行したところ、セランゴール州ゴンバクで検出されたと述べた。
Tapak Bina Pelangiと呼ばれる別の職場集団がKepongで形成されていた。これは、すべての建設現場で義務的に実施されている職場スクリーニングで、本日陽性と判定された労働者に由来しています。
ペナンでは、メイ・インダという地区でコロナ感染者が広がっているのが発見されました。その指標となる患者は、12月10日に対象とした労働場でのPCR検査で発見されました。それ以来、PCR検査の陽性者の濃厚接触者27人が陽性を示しました。
