前の記事チクングニヤに続き、ペナンで蚊の媒介による感染の病気日本脳炎のニュース
ペナン州は、セベラン・プリ・セラタン地区のスンガイ・バカプ(Sungai Bakap)地域にて
日本脳炎(JE)の2例を報告した。
ペナン州で最後に日本脳炎症例は2018年。
州保健局によると、すべての保健施設は、特にSungai BakapとSeberang Prai Selatan地区で、新たな日本脳炎の感染発生を食い止めるために警戒態勢に入っていると発表した。
セベラン・プリ・セラタン地区保健局のスタッフは、感染影響を受けた地域内の家を訪問し、積極的なケースの検出に努めています
日本脳炎は、蚊の媒介によりおこる感染病、感染が確認されたエリアでは、蚊の繁殖地を抑えるためフォギング・幼虫駆除剤の散布を行い、感染の連鎖を断ち切ると付け加えました。
これまた蚊の媒介によるデング熱が今年に入り、マレーシア内では約90名も死亡しています。
蚊に刺された後に数日後に以下の症状が出ます。
高熱
頭痛
腰痛
筋肉痛
眼の痛み
などの症状がある場合は我慢せずに病院へ行きましょう。
日本脳炎は致死率が高い
日本脳炎は、あまり日本では症例が少ないかもしれません、
日本脳炎ウイルスに万が一感染しても、大半の方は気が付かず発症することはないと言います。
発病率は、100~1000人に1人程度
致死率は20~40%前後とかなり高く、回復できた場合でも半数程度の方は重度の後遺症が残るという恐ろしい病気。
日本では日本脳炎患者発生数は、ワクチン接種の推進により減少している
しかしいったん脳炎症状を起こすと、致死率が高いので注意が必要
日本脳炎予防接種情報はこちら
- 1期接種:初回接種については3歳~4歳の期間に6~28日までの間隔をおいて2回、追加接種については2回目の接種を行ってから概ね1年を経過した時期に1回の接種を行います。
- 2期接種:9歳~10歳までの期間に1回の接種を行います。