2019年11月22日ニュース
マレーシア PUTEH(Bernama)にて
警察は、11月21日に学校拒否をしていた生徒一人に対し、悪質ないじめをした疑いで、宗教学校(イスラム系学校?)の14歳の生徒10人を逮捕しました。
ケランタン副警察署長SACアブドラ・ムハンマド・ピアによれば、14歳の被害者少年が加害者らの指示に従うことを拒否したため暴行を受けたという。
「暴力に耐えきれず、正当防衛として必死に反撃をした」と被害者の少年は語った
被害者の少年といじめグループの2人の友人の暴行の様子ががFacebookとWhatsAppで一気に広がり事件が発覚。
被害者である少年の家族が警察に被害届を提出し、登校拒否をしていた時期がありそのことで同級生からいじめにあったと主張した。
警察は、翌日午前11時に同級生10人を逮捕した。
一方、被害者の父親であるMohd Khairul Anuar Razak(40歳)さんは、こう語った、息子がいじめられたのは今回で2度目であると述べた。
彼は、今年の初めにいじめを受けたがその時は報告書を提出せず、学校に相談、
先生の敏速な対応によりその時はいじめは収まったと思っていた。
「それがまさか再び起こるとは思わなかった」と父親は語った。
マレーシアでは、2009年よりいじめの加害者に対し厳しい処罰をすることを決めた。
いじめに加担した生徒は、一年間の停学処分
そして
停学処分中は、学校復帰プログラムへ参加やカウンセリングを行う。
マレーシアでも、2014年から中学生・高校生のいじめ件数が増加したため、このような処分を下すことでいじめの減少を目指す。
今回の加害者10人の逮捕は見せしめもあるのでしょうね。
日本でもいじめ問題は解決するどころか、増加しているように思えます。
中高生最近では小学生の自殺のニュースを目にするたびに胸が痛みます。