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チック症に悩んでいる方へ
~同じ経験を持つ親御さん沢山いらっしゃると思います私からのメッセージ~
現在、市販薬でチック症を根本的に治すことはできません。
私自身もチックの症状に息子が悩んできた経験があります。とてもつらい思いをしてきましたし、首の痛みから肉体的精神的苦痛があるにもかかわらず、クラス内でもずっと馬鹿にされるようなこともありました。本当に耐えがたい日々でした。だからこそ、今チックで悩んでいる方の気持ちが痛いほどわかります。
ネット上の情報を検索し治る方法がないかをいつもチェックしておりました。
こちらで私の経験をまとめます
息子のチック症 症状
【運動チック】
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首を振る
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顔をしかめる
【音声チック】(症状が強い場合に出る)
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咳払いのような音を繰り返す
特に我が家では、疲れているときやストレスが強いときに音声チックが目立つことがありました。
チック症の原因と傾向
チック症やトゥレット症の原因は、医学的にまだ完全には解明されていないようです。
息子の場合強いストレスや不安の蓄積から悪化する
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興奮状態が続くとチックが出る
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精神的・肉体的な疲労
- 初めての場所や発表会などでチックが普段より現れる
我が家で試してきた対処法
1. 発達外来での薬物療法(日本・マレーシアにて)
精神安定剤として「エビリファイ錠」が処方されました。服用を始めてから一時的に症状がやや改善されたものの、約5か月後には再びチックの症状が現れました。
その後、医師の指示で薬の量を増やしましたが、効果は見られず、副作用の影響も出てきたため、服用を中止しました。
2. 糖質制限
食事内容を見直し、糖質を控えることで、ある程度の改善効果が見られました。即効性はないものの、体調が安定した印象があります。
お米にも糖質は入っておりますが、お米は毎日食べ、砂糖が入っているチョコレートやケーキ類などは止めておりました、
3. サプリメントの活用
現在息子は特定のサプリメントを継続的に摂取しており、今のところ効果が持続しています。個人差はあるかもしれませんが、わが家ではこの方法が今のところ一番安定しています。
ある期間を経てエビリファイ薬の時のように突然またチックが現れた過去の経験があるので、
毎日チックが合わられないで~と祈るような気持ちで過ごしています。
3. 漢方の活用
私が伝えたいこと
チックは「努力不足」や「気の持ちよう」でどうにかなるものではありません。
無理に抑えようとすると、逆に症状が強くなることもあります。
信頼できる精神科や児童精神科を受診することも良いとは思いますがそれが100%解決策ではないですが、色々ご相談には乗ってくれます。
専門医のアドバイスを受けながら、少しずつ環境やストレスのコントロール、必要であれば薬などで対処していく道があります。