目次
~10年前の情報では判断できない3つの理由~
コラム① 「マレーシアは安い国」というイメージは一度リセットしよう
10年前のマレーシアと、現在のマレーシアは大きく変わっています。
特に日本人が驚くのは為替です。以前は「1リンギット=25~30円前後」という感覚でしたが、近年は40円前後で推移することも珍しくありません。
そのため、
- RM1,000の家賃 → 約25,000円 → 約40,000円
- RM100の外食 → 約2,500円 → 約4,000円
というように、日本円換算するとかなり印象が変わります。
もちろん日本より安い部分はまだ多くありますが、「東南アジアだから何でも安い」という時代ではなくなりました。特にクアラルンプールやペナンの人気エリアでは、家賃や外食費も上昇しています。
移住や留学を検討する際は、古いブログやYouTubeではなく、現在の為替レートと現地物価を必ず確認することをおすすめします。
コラム② 留学費用は学費だけで考えない
「マレーシア留学は安い」と言われますが、学費だけで判断するのは危険です。
現在のインターナショナルスクールは年間RM12,000~145,000以上と幅が非常に大きく、人気校では年間数百万円規模になることもあります。さらに、
- 入学金
- 登録料
- 制服代
- スクールバス代
- 給食費
- 試験費用
などが別途かかります
また、大学留学の場合も、
- 学費
- 家賃
- 医療保険
- ビザ費用
- 航空券代
まで含めて総額を計算することが大切です。
「日本より安いから大丈夫だろう」と考えていたら、想定以上の出費になるケースも少なくありません。
コラム③ ビザ制度は何度も変わっている
移住希望者が特に注意したいのがビザ制度です。
有名なMM2H(Malaysia My Second Home)も、ここ数年で制度が大きく変更されました。現在は複数のカテゴリーに分かれ、預金額や資産証明、不動産購入条件などが以前より厳しくなっています。
ネット上には古い情報も多く残っているため、
「この条件なら申請できると思っていた」
「以前の記事を見て準備していた」
という方が、実際には条件を満たしていないケースもあります。
移住を本気で考えるなら、
- マレーシア政府の最新情報
- 現地のビザ専門家
- 最新の移住者コミュニティ
などから情報収集することが重要です。
まとめ
マレーシアは今でも本当に魅力的な国です。
青い海、美味しい屋台ごはん、多民族国家ならではの文化、そして人々の温かさ。
日本では味わえない魅力がたくさんあり、今でも「いつかまた戻りたいな」と思うことがあります。
ただ、最近よく感じるのは、
「10年前のマレーシアと、今のマレーシアはかなり違う」
ということです。
10年前は当たり前だったことが、今では当たり前ではありません。
リンギットは高くなり、物価も上がり、ビザ制度も変わりました。
インターナショナルスクールの学費も以前とは比べものにならないほど上昇している学校があります。
だからこそ、昔マレーシアに住んでいた人の体験談や、何年も前のブログ記事だけを見て判断するのは少し危険かもしれません。
もちろん、そうした情報は現地の雰囲気を知る上でとても参考になります。
私自身もブログでたくさん発信していますし、過去の記事が誰かの役に立てば嬉しいと思っています。
でも、移住や留学は人生に関わる大きな決断です。
だから最後は、
「今のマレーシアはどうなっているのか」
を必ず自分でも確認してほしいと思います。
私が住んでいた頃にはなかった制度ができていたり、逆になくなっているものもあります。
良い意味でも悪い意味でも、マレーシアは常に変化している国です。
だから私は今でもニュースを読んだり、現地の友人から話を聞いたりして最新情報を追うようにしています。
昔のマレーシアを知っているからこそ言えるのですが、
変わった部分はたくさんあります。
でも同時に、
マレーシアらしさは今もちゃんと残っています。
移住を考えている方も、留学を考えている方も、ぜひ最新情報を集めながら、自分の目で今のマレーシアを見てみてください。
その上で「やっぱりマレーシアが好きだな」と思えたなら、その選択はきっと素敵なものになると思います