2019年3月12日現在。
先日も記事にしましたが、外国人の就労ビザについても見直しが検討されております。
そして、
マレーシアMM2Hビザ審査基準についても、厳格化することでマレーシア
政府の方針はすでにきまっているようですね。
就労ビザに限らずMM2Hビザまで厳しくなるとは、
今現在マレーシアに定住している日本人の数は3000人と言われていますが、
数年後には、半分近くまで減るかもしれませんね。
新規でMM2Hビザを申し込みする方にとってはハードルが高く、どんどん
難しくなってきていると感じます。
しかし、ここに来て厳格化することは決定しているものの、
ガイドラインについては、いまだマレーシア政府が発表をしていないのは
なぜなのでしょう?
その理由は・・・・
増え続ける中国人移住者への抑止力であるとローカルマレーシアやニュースでは
ささやかれています。
ことの発端は、
2018年8月にマハティール首相が中国のデベロッパー碧桂園が手がける1000億ドル規模のフォレストシティプロジェクトに対し異議を唱えた事から始まりました。
フォレストシティプロジェクトは、ジョホールバルのシンガポールに近い位置に人工島を作り、外国人、特に中国人移民を想定したプロジェクトです。ナジブ前首相の政権時代には、フォレストシティの購入者にはマレーシアの市民権が与えられる」との噂まで流れ、2016年のオープン当初は、中国人の投資家を乗せたバスが連日行き来を繰り返し、大変な盛況を見せていました。
2017年 中国からの投資規制がなされ、来客数は急速な減少を見せましたが、それでもフォレストシティ購入者の8割は中国人が占めている現状です。
一度、基準を決定し固定することにより、
柔軟な審査ができなくなる。
だから、マレーシア政府は、そこはあえて明確なガイドラインを設けず、
個々の条件により・・・
承認の可否を決定すると言われています。
きっと、きっとマレーシア政府は、今後中国人のMM2Hビザについて
厳格化されることは間違いなさそうですね。