2024年現在
ペナン移住に向けての生活費シミュレーション、よく考えられていますね!全体的には現実的な予算のように思いますが、いくつかのポイントについて共有します。マレーシアの物価は、以前は「日本の3分の1」とよく言われていましたが、今は状況が変わっています。特に円安の影響もあり、日本との物価差は縮まってきています。
目次
食費
食費を本当に安く抑えたい場合、以下のポイントを抑える必要があります。
食費を大幅に抑えたい場合、ローカルの安い食材での自炊と、外食はホーカーのみという生活スタイルが必要です。日本食材や輸入品、外国料理に頼ると、食費は一気に上がってしまうため、注意が必要です。しかしながら、、
海外生活であまりに食費を節約しようとすると、きっとストレスが溜まってしまいそうなので(笑)、適度に日本食材を購入し、外食もレストランで楽しむ予定です。節約は大切ですが、無理をせず、自分の生活に合ったバランスを保ちながら、食事に関してはある程度のゆとりを持つつもりです
自炊でローカル食材のみ使用
日本食材や輸入品は高価なので、節約するなら地元の市場やスーパーで手に入るローカルの食材に限定する必要があります。野菜、鶏肉、魚、米など、地元で安く手に入るものを中心に、自炊することが重要です。特に日本食材は非常に高価なので、これらを使うとあっという間に食費がかさみます。
外食はホーカーに限定
外食を安く済ませたいなら、ホーカーセンター(屋台村)を利用するのがベストです。ローカルフード(ナシレマ、チャークイティアオ、ロティチャナイなど)は安価で、一食RM5〜RM10ほどで食べられます。しかし、これを続けるにはローカルの味に慣れる必要があります。西洋料理や日本料理のレストランに行けば、価格はぐんと上がり、日本とあまり変わらないこともあります。
家賃
ペナン島の家賃相場はエリアによって異なります。以下が大まかな目安です。
高級住宅地 (タンジュン・ブンガ、ガーニードライブなど)
タンジュン・ブンガ (Tanjung Bungah)、タンジュン・トコン (Tanjung Tokong)、ガーニードライブ (Gurney Drive): これらのエリアは、外国人駐在員や日本人が多く住む高級住宅エリアであり、日本人学校のバスもこの辺りを通ることが多いです。海沿いで景観も良く、治安も良い地域です。
- コンドミニアム: RM3000〜RM7000/月
- 一軒家: RM5000〜RM10000/月
ジョージタウン周辺
- コンドミニアム: RM2000〜RM5000/月
- 一軒家: RM3000〜RM6000/月
バヤンレパスエリア
- コンドミニアム: RM1500〜RM3500/月
- 一軒家: RM3000〜RM5000/月
バトゥ・フェリンギ
バトゥ・フェリンギはリゾートエリアとして有名で、海沿いの物件が多いです。観光地としても人気があり、リゾート気分を味わえる場所ですが、住むとなると観光地価格で少し割高になることが多いです。
- コンドミニアム: RM2500〜RM5000/月
- 一軒家: RM4000〜RM8000/月
ローカルエリア
- コンドミニアム: RM1200〜RM2500/月
- 一軒家: RM2500〜RM4000/月
光熱費(電気、ガス、水道)
マレーシアの光熱費、特に電気代は、住む場所や住宅のタイプによって大きく変動します。特にエアコンの使用が電気代の大きな割合を占めるため、その運用状況次第で費用が大きく異なります。以下、いくつかの要因を詳しく見ていきます。
住居タイプの違い
- 一軒家 vs コンドミニアム: 一軒家はコンドミニアムと比べて冷房効率が低く、特に大きな窓や高い天井を持つ家だと室内が熱くなる傾向があります。そのため、エアコンを長時間使用する必要があり、電気代が高くなることが多いです。一方、コンドミニアムは設計によって断熱性が高く、冷房効率が良い場合もあり、電気代が抑えられることがあります。また、コンドミニアムの高層階に住むと風通しが良く、エアコンの使用頻度が減るため、低層階と比べると光熱費は低くなることが期待できます。
エアコンの使用頻度
- 気温と湿度: ペナンの気候は年間を通して暑く、湿度も高いため、特に夜間や暑い季節にはエアコンを使用せざるを得ないことが多いです。日中も窓を開けて風を入れるよりは、エアコンをつける方が快適に過ごせることが多く、電気代がかさみます。逆に風通しの良い物件に住むか、エアコンの使用を夜に限定することで節約が可能です。
- エアコンの効率性: エアコンの機種やメンテナンス状態も重要です。古いエアコンや適切に清掃されていないフィルターは効率が悪く、余分な電力を消費します。最新の省エネ型エアコンを導入することで、年間の電気代を抑えることができるでしょう。
エリアの違い
- 低層階 vs 高層階: 高層階に住む場合、自然な風通しが良くなるため、エアコンを使用する時間が減り、電気代を節約できます。特に20階以上の高層階では、熱がこもりにくく、夜間はエアコンなしでも過ごせることがあります。一方、低層階や地上に近い一軒家では、熱がこもりやすく、エアコンを頻繁に使用することが必要です。
- 地域特有の気温差: ペナン島でもエリアによって微妙な気温差があります。沿岸部に近い場所は海風が入りやすく比較的涼しいですが、内陸部や日差しが強い場所では暑さが厳しくなるため、エアコンの使用頻度が高くなります。
節電のための工夫
- 断熱対策: 窓にカーテンやブラインドを使用して日光を遮断したり、遮熱フィルムを貼ることで、室内温度を下げ、エアコンの使用を減らせます。
- エアコンのメンテナンス: 定期的にエアコンのフィルターを掃除することや、メンテナンスを行うことで、エアコンの効率を維持し、電力消費を最小限に抑えられます。
インターネット環境
ペナン島のインターネット環境は、都市部や住宅エリアによって異なりますが、基本的には主要プロバイダーから高速インターネットサービスが利用可能です。以下、主なポイントを紹介します。
- TM Unifi: マレーシア最大のプロバイダーで、光ファイバーインターネット(fibre broadband)を提供しています。速度は30Mbps〜800Mbps程度で、価格はRM89〜RM349/月程度です。
- TIME Internet: 高速な光ファイバーサービスで、速度は100Mbps〜1Gbps。価格はRM99〜RM299/月程度。主要なコンドミニアムで利用可能です。
- Maxis Fibre: モバイルキャリアMaxisが提供する光ファイバーサービスで、速度と価格帯はUnifiに近いです。
- Celcom: モバイル通信会社ですが、家庭用インターネットサービスも提供しています。
我が家は住み始めてからずっとTIME InterneT周りでもタイムが多いように思います